こどおじ悠々投資生活

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FIREとは何か、その条件について ~生活費の25倍の貯蓄と4%ルール~ ④

こんにちは

前回の消費支出の《表1》の「住居費」についてですが、

関東よりも九州や中国地方のほうが高い理由は、

おそらく持ち家率の問題かと思われます・・・

 

それ以前に、総務省の家計調査支出項目の「住居費」というのは、

賃貸に住む人が払っている【家賃】分しか計上されていないらしい・・・・

従って、《表2》~《表4》も異様に「住居費」が低くなってます(大汗)

 

つまり持ち家に住む人の【住宅ローン】は「消費支出」の概念から外れていて

表から除外されているということですね。

 

(支出項目のうち、【住宅ローン】は「土地家屋借金返済」という項目で

「消費支出」ではなく「実支出以外の支払(繰越金を除く)」に該当するのだそうです。

この項目にはローン関係とか保険料とかがまとめて入るようなのですが・・・)

 

つまり、総務省の家計調査では、

賃貸組の【家賃】と持ち家組の【住宅ローン】は別項目なので

「住居費」を統一的に把握するには面倒です。

住居費については家計支出から一度切り離して別のもので統一的に把握することにします。

 

ARUHIマガジンという所が国土交通省「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」

Tableにまとめてくださっているのでこれを引用します。

《表5》

《表6》

(出典)

住居費の割合はどれくらいがいい? 統計から考える収入と住居費の比率 (aruhi-corp.co.jp)

 

総務省の家計調査よりも国土交通省の住宅市場動向調査のほうが

各家庭の【家計簿の実態】を的確に反映した「住居費」になっています(笑)

・新築物件で月11~12万円

・中古物件で月8~10万円

・賃貸で月8万円という感じですね。

 

前回の関東・東海・近畿の総務省の家計調査の「消費支出」が月30万円前後で

そのうち「住居費」が月2万円(笑)前後だったので

この「住居費」の部分だけ国土交通省の住宅市場動向調査のものに付け替えて

改めて合算すると・・・・3大都市圏で40万円くらいですか。

 

概ね家計簿上の月ごとの支出は、3大都市圏で

(40万円+所税・住民税・固定資産/都市計画税などの諸税+年金介護など各種保険料)

・・・50万円ちょっとくらいかな・・・

このうち、家計簿上の「住居費」が大体8~12万円。

割合にすると、概ね家計費の15~25%くらいを占める。

 

デカいです。

これは実家暮らしをして節約できたら大きそうです(笑)