こんにちは
配当金の受け渡しが集中する時期がやってきました(笑)
FIREする人の多くは、「何で4%を賄うのか」という核心部分の答えを
「インカムゲイン」だと考える人が圧倒的に多いのではないかと思います。
すなわち、金融資産だと、配当金、利金。不動産だと、家賃、が相当するでしょうか。
(別に日計りで資金を集めるという猛者がいても不思議だと言うつもりはないですがw)
わたくしは、金融資産を運用しているので、もっぱら金融資産の話になってしまいます。
以前にも書いたと思いますが、【25倍、4%】の根拠は
「4%という数字は、米S&P株の成長率7%から、
アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されている」
「年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で
生活費をまかなえるという考え方」
セミリタイア (F.I.R.E) するなら知っておきたい資産運用の「4%ルール」とは ? | マネー | おすすめコラム | 大和ネクスト銀行 (bank-daiwa.co.jp(再掲)
というアメリカ発祥の考え方です 笑
しかし、S&P500で運用するかはともかくとして、仮に米株で運用するとすれば
日本にいて普段は円遣いの場合、さらに米株の個別要因以外に、予想物価上昇率の差や内外金利差、中央銀行の政策スタンスの差、経済の強弱、関税政策、貿易や経常収支統計など、種々の為替決定要因にも目を配る必要が出てきます。
また、「S&Pの成長率7%からインフレ率を引く」と言っているので、必ずしも
【25倍、4%ルール】自体が、配当受け取りのみで必要資金を賄うことを
想定していない可能性もあると思います。
(実際、「4%」の元となったトリニティ大学のペーパーでは
「withdrawal rate」≒「取り崩し率」という表現になっていますwww)
しかもデータが古い・・・・ww(1998年のペーパーらしい)
この元ネタを見る限り、
円建て資産のみで運用するのか、外貨建て資産で運用するのか、混ぜるのか、
日本版で置き換えるには多少なりとも各自の創意工夫の余地があることは確かですw