こんにちは
さて、インカムだけで「4%」を賄うのか、或いは運用資産を取り崩すのかという判断は
FIREがある程度の期間に及ぶと、
重要な論点となって立ち現れてくる場合も多いかと思います。
トリニティ大学の研究では
S&P500は大体平均で7%の運用利回りだと述べられていますが
相場には旬というものがありますw
「平均」(1926~1995)「7%」というのは非常にラフなとらえ方で、
実際には長期停滞期間があったりします。
以下に付のロイター記事から引用します。
アングル:弱気相場確認のS&P500、構成銘柄の状態はさらにひどく | Reuters
S&P500の推移と、S&P500の予想PER、及び予想PERの10年移動平均の推移を
示したものです。
前回2002年には、(予想)PERが20倍を割り込んだ直後に(予想)PERは
その後、S&P500は長期低迷期に入ったことが示されています。
今回2022年もPER(予想)は20倍を超えてTOPをつけたあと調整局面に入り、
アベノミクス相場はこの10年ほどの米株(S&P500)の好調の追い風を受けていた、
と同時に、これまで大きく期待が先行して動いていたことが示されています。
問題は、低迷期に入った後どうするかですよね(笑)
運用資産を取り崩しながら、お題目の「7%(笑)」が期待できない期間が長期に及ぶと
想定を超える速さで運用資産が摩耗しますから、こういう局面で
「平均ガーw」はかなり危険の発想だということは考えておく必要がありますw
資産運用のキモは守りですw
いくら稼いでも、すぐガラガラと崩れてしまったらFIRE生活はご破算ですw
再起不能に陥る可能性すらあります。
想定を超えて相場の不調が継続しても確実に生き残る戦略を考える必要があると思いますw