こんばんは
先ほどからブログをサーフィンしてたら、
なんだかおもしろそうな雑誌記事を問題にしているブログを見かけたので、
わたくしもこの雑誌記事を読んでみました。
減価償却に基づくキャッシュフローを原資とした利益超過配当を実施:人気のインフラファンド市場が危ない | ビジネスジャーナル (biz-journal.jp)
わたくしもインフラファンドの公募増資の話を
取り引きのある証券会社から受けたことがあるので
ファンドの存在とか収益の基本構造のごく基本的なことは以前から知ってました。
投資法人の収益構造は投資法人が発電インフラ(power plant)に投資をし、
オペレーターに委託して発電させ、フィーを受け取るというものです。
雑誌記事が取り上げる論点は大要以下の通りです。
固定買い取り制度(FIT)に係る税優遇を利用することで
厚みのある配当を実現している。
・税優遇は時限措置なので、
中長期に見て(措置が切れたあと)配当金が減配のリスクにさらされる。
・配当金は利益超過分配になっている(タコ足配)。
・日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)は非公開化(上場廃止)を
検討しており、9283はその理由として以下を挙げている。
①出力抑制による売電損失の見込み
➁予想発電量を下回る発電所の増加
③賃貸スキームの変動により、配当金及び投資口価格が下落する場合の想定
これに対して、ブログの【異論(笑)】は
「減価償却費はキャッシュアウトしないから、
利益超過配当は一概に不当と言い切れない、
減価償却負担が重すぎるだけだ、雑誌の記者は不勉強だ(怒)」
と述べて反発しているようですw
(名誉のため敢えてどこの、とは言わないですがw)
恐らくブログを書いてる人は
元ネタの記事を(意図して?w)読まないんだろうなと思いましたww
記事そのものは極めて簡潔にまとめられた良い記事なのに・・・
という風にわたくしは思います。
わたくしはニポンの言論(たかがブログと言えどw)状況が
このような低レベルな【異論】のぶつけ合いに堕している現状を
極めて危惧する者でありますwwwwwwwwww