こんにちは
投資してる個人ではあまりなじみがない(かもしれない)
債券ネタの記事が出ていたので
今日はこれを取り上げます。
銀行で「大損する人」が急増へ…! 岸田「所得倍増プラン」のウラで起きている“ヤバすぎる現実”(中原 圭介) | 現代ビジネス | 講談社(2/2) (gendai.media)
多分、我が国の大半の個人の運用資産は
カブ(米/日)、投信(ETF)、MRF/MMF、あと好みでデジタル通貨、
みたいな感じで、
債券を運用している人は少数で、
いたとしてもサムライ銘柄(太秦撮影所は関係ないWw)が大半じゃないかな?w
個人で外債を運用してるってのは、あまり聞かないかもしれません。
当方は、大きな柱として債券を運用しています(全て外債w)
サムライボンドは運用しませんw
J-REITは、サムライボンドの代用物()として運用しています
(但し、大きな地震が起きた時のリスクは比べ物にならないくらい高いWWW)
ウチでは
外債はJ-REITとは別に、主に国内要因に左右されにくい(インフレは別としてw)銘柄
として、一定割合以上を振り向けるようにしています。
(概ね投資資産の3分の1以上、60%未満)
>米国の利上げによる金利上昇で、外債中心の有価証券の含み損が膨らみ、
>経営が立ち行かなくなってしまった
債券の単価は、金利とは綺麗に完全に逆相関なので、
金利が騰がれば、単価は綺麗に下がります。
そこがカブよりも分かりやすくていいところ(^^♪
但し、外債の場合は、金利が為替要因としても働くので、
サムライよりも扱いが幾分ややこしくなります。
(総論としては、金利上昇は債券安と同時に為替の局面では自国通貨高を招くので、
方向としては債券安と通貨高で相殺し合って打ち消し合う)
ただ、どちらのほうが強く出るかというのは為替市場の動向(金利だけではなく、
当局による実弾介入とか、輸出入筋の実需の動きとか・・・)と、
あと債券のduration(残存期間)に大きく左右されます。
durationが長いと、金利変動の影響をより大きく受け、リスクが高くなるので
一般に長期債のほうが短期債よりも利回りが高くなる(これで合ってるかな・・ww)
傾向がありますw
(但し今は米金利は2年物のほうが10年長期債より利回りが高くなるという逆イールドが発生していますw)
わたくしは債券トレーダーではないので、まったくもって専門的ではないですが、
償還期日が近づくと、まず現在の金利水準が今から投資するうえで
有利か不利かを考えて、durationをどのへんにするかを考えます。
例えば、今年3月に償還されたIDR建てのものだと
(これは外資規制に引っ掛かるので正確には償還直前に「買い替え」ないといけない)
durationを短めにして、償還を2024年の10月のものに振り向け再投資しましたw
(今考えると、もう少し償還が早いものでも良かったかもしれないw)
金利が十分に騰がっておらず、やや不利だと見て短めのものに持ち替えたのですw
逆に、今年7月に償還されたMXN建てのものだと
償還直前でも安心(^^♪wWwwWww)
金利面で十分有利と見て、長めの2028年1月償還と2029年10月償還のものに分けて
再投資しました。
ですから、おそらくdurationさえ間違わなければ、
ド素人であっても、金利の上昇局面であっても、
そこまで大きな評価損を計上しなくて済んだんじゃないのか・・・・
という素人考えです(とても恐縮しましたw)
あと、通貨そのものが簡単に暴落するようなのは
当たり前ですけど敬遠すべきですね(^^♪wwwwwwwwwwwww