こんにちは
急速な円安進行と同時に、「円安は国益か?」とか
「輸出大企業だけが利益を得るのでは?」
みたいな話が盛んにされるようになりました。
外野の陳情に応えるかたちで、
黒田日銀総裁が口先で急激な為替変動をけん制したようです。
急激な円安「好ましくない」 黒田日銀総裁、岸田首相と会談:時事ドットコム (jiji.com)
もちろん、為替の方向性がこれで大きく転換するわけではありませんがw
別に、どのセクターにどの程度の恩恵があるのかを論じること自体は
構わないんですが、
自分とこに恩恵が来ないから円高でいい、みたいな発言が最近よく目立ちます。
為替政策というのは、
別に市井の一個人のために存在するわけじゃないので・・・wwWwWwwwW
黒田総裁に読んでもらいたいのか、やふ米などのコメント欄に
やたら円安や日銀への不満をぶちまけてる個人がいますwww
わたくしは、カネに余裕のない人にとっては、むしろ円安は好機だと思いますw
だって、国内での製造コストが下がるわけですから、国内生産が回帰するわけです。
為替メリットを使って農産品などを増産して輸出につなげるとか
現状を将来に生かす人は成功するんじゃないですかね・・・?
地方創生に向けた「地域型農業輸出モデル」の構築 | NOMURA (nomuraholdings.com)
円安と原料ナフサの値上げで農業資材の高騰とか言ってますけど、
できるだけ化学製品に頼らずに
国内の林業製品で代替するとか・・・
最近、木質ビルなど、ビルの建材にまで使われ始めた木材に加えて
竹材とかも使えそうなものは使って、コストを抑えるとか・・・
まだ、円安局面は始まったばかりですから、
具体的なアクションにまで結びつかないですけど、
雇用の不安定な接客業とか、利益の出ない昔ながらの製造業からの
人材の配置転換が進むといいなぁと思います。
土地の狭い、都市部の住宅密集地にそのままずっといても、所得の低い人たちが今後
劇的に生活が改善するようには思えないのです・・・
フィラデルフィアの路地裏の惨状・・・・
Streets of Philadelphia, Kensington Avenue, What happened today, Aug, 2021. - YouTube
いまの貧困とか、数字云々の問題というよりも、人の目が死んでるんですよね・・・
おそらく、現在のドラッグ中毒患者は
太平洋戦争直後の、トタン板で囲われた小屋暮らしをしている戦争被害者よりも
物質的には恵まれてるわけです。
(ドラッグ中毒患者は福祉の人から食べ物とか衣類とか何気に貰えるけど、
大戦直後の被災者には何ら明日の保障がない)
今現在の我が国の貧困層についても同じことが言える。
生活支援制度がある。福祉がある。
過疎地に行けばタダででも空き家を紹介してくれる。
何かアイデアがあれば明日に繋げることはできるはずなんです。
でもなにか
人の目が死んでいる・・・
終戦直後の、焼け出されて、一面が瓦礫で家もないような人々の方が
現在よりも遥かに生命の危機にさらされていたはずなのに、
古い写真を見ると
何だか人々の目に強い光があってイキイキとしてるんですよね・・・
そして、瞬く間に街が復興していくわけです。
やっぱ、「格差ガー」じゃない、とわたくしは思いますw
必要なのは、窮地に置かれている人たちの、将来へのビジョンですww