こんにちは
M8級の地震ともなれば、家屋・建造物の被害はもとより、
道路や電力網、水道設備といったライフラインにも、
広汎で深刻な被害が発生することが通常予想されるところです。
迅速な人命救助、物資の確保と言っても、これらライフラインが機能していることが
前提になっている場合が多いのではないでしょうか。
しかし今回の地震の難しさは、
これらライフライン(とくに道路)の多くが寸断されてしまっているところにある、
という風に感じられます。
例えば、珠洲市の市内の画像を見ると、狭い市道(あるいは県道?)沿いの両側に
家屋が所狭しと寿司詰めに立ち並んでいて、それらが軒先から道路側に向かって
倒壊していて、道路が瓦礫の山と化している。
この市道(あるいは県道?)に2~2.5ⅿ幅くらいの歩道が設けられて
全体が(例えば8m、9mとかそれ以上に)拡幅されていたら
万一、倒壊家屋が発生しても、道路を完全に塞ぐことはなかったかもしれない。
亀裂とかが入っていても、道路がそれなりに使える状態なら、重機の移動とか
緊急車両の移動とかも、もう少しスムーズだったかもしれないです。
インフラが使えなければ、食料などの物資も運べずに当然滞ってしまうわけです。
さらに、物流の担い手そのものも、減少と高齢化で危機的な状況にある。
今まで後回しにしてきたツケが地震と共に一気に顕在化してしまったのではないかと
わたくしは思います。
インフラに回す予算は非常に限られていますから、せめて、物流を担う人の取り分を
きちんと確保しないといけない。
運送料タダで運送屋を使い倒すとかいう悪しき慣習は捨て、
きちんと運送料と人件費を商品価格に転嫁する環境を作っていかないといかん!
・・・こう言うと、
だったら富裕層だけで値上げを負担しろ!とか言う下層どもが必ず出て来るのですが、
ニポンのデフレ経済は、
こういう下層どもの勘違いした驕り高ぶりや、エゴイズムの賜物だということ、
そのせいで、下層ども自身が苦しむことになるということをいい加減自覚してほしい。
必要な時に必要なものが手に入らない社会の実現を待望している、
としか思えない下層どもにこそ
今こそ自己変革が必要ですw
驕れる下層民どもをビシバシ鍛え上げ、必要な価格転嫁を進めて、
すべてのエッセンシャルワーカーに
必要な取り分が行き渡る社会の実現こそが肝要です(^^♪
わたくしは富裕層の端くれとして、是非持続的なインフレ社会、
2%と言わず3%の実現!もっと!!を願うばかりでありますw (^^♪