こんにちは
最近、世界のあちこちで給料が上がらないことを嫌気して退職することが
ブームになっているようですw
いま「働かない人」が、急増中…! なんと“時給4000円”でも「働きたくない人」たちの“本音”と“ヤバすぎる現実”…!(鈴木 貴博) | マネー現代 | 講談社 (gendai.media)
アメリカで加速する「大量退職」トレンド、アフターコロナの労働市場でなにが起きているのか? | AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア (ampmedia.jp)
30代、40代くらいまでは、年収アップを目指した転職のようですが
今朝のモーサテ(BS-テレ東)では、「55歳以上はなかなか労働市場に戻ってこない」
ということを言っていました。
翻って、わが国では職場のオッサンは厄介者扱いのようですw
働かない中高年に”辞めてほしい”という声 「仕事を任せられないのに給料は2~3倍」「周りのモチベーションを異常に落とす」 | キャリコネニュース (careerconnection.jp)
恐らく、厄介者の中高年を都合よく追い出せば、人手不足市場に転職するとでも
思っているのかもしれませんが、
低賃金や3K労働市場ほど、人手不足は深刻ですw
【50代・40代向け】人手不足の業界ランキング【2022年最新】 (job-worker.com)
建設躯体、保安警備、介護、運輸、いずれも
社会にとって不可欠とされていながら、仕事がなかなか長続きしないことで
よく知られている市場です。
こういったところに追い出したオッサンが勝手に流れていけばいいや、
と思っているのかもしれませんが、
FIREという概念が定着し、金融資産をある程度貯蓄した層が
そのような(低賃金・3k)仕事を敢えて選ぶはずもなく、
例えば、港湾におけるコンテナ物流の渋滞(入港待ちの貨物船の長蛇の列)など
世界のあちこちで深刻な社会現象が引き起こされ始めています。
(参照)「物流危機とフィジカルインターネット」【経済産業省】
自由市場だけではうまく回らないのは分かった、
でも、自分以外の誰かがうまく回してくれるだろう、
という甘い考えでは、必要なものが調達できない時代になりつつあるわけです。
インフレを受け入れ、価格転嫁をしやすくし、適正な報酬を確保して
オッサンが気持ちよく働ける職場を作り、
ちゃんと必要なものが調達できる社会をつくるのは、
「物価高騰ガー」「大企業ガー」「円安ガー」「ワタクシの生活ガーww」と
自分の利益ばかりを叫んで意地の悪さを露呈しているニポン人ひとりひとりなのですw